Redial! 初めてアニメーションのトレースにチャレンジしてみました

私がモーショントレースの際に重要だと思っているのは、モチベーションの維持です。

モーショントレースは地味な作業ですので、制作テーマに思い入れがないと、なかなか最後まで続きません。

それと併せて、バックで流れる曲も、何回聞いても飽きないようなものが良いですね。

「Redial」は、曲自体が私の好みにばっちり合っていますし、トレース元の動画で踊っているミクさんの仕草、表情が愛らしいので、迷わずトレースを開始しました。

でも、実際にトレースしてみて分かったんですが、アニメーションの動きをトレースするのは、現実のダンサーの動きをトレースするのとは違った難しさがあるんですね。

と言うのも、アニメーションの場合、カメラが頻繁に動くのでモデルの動きを把握しにくいんです。

しかも、現実のカメラだと無茶な角度では動かない(と言うよりも、動かせない)のでそれほどでもないんですが、アニメーションのカメラは予想もつかない角度から撮影することが可能なので、パースを正確に把握することができません。

なので、「Ridial」のモーショントレースの際は、「ささの葉さらら」の場合と同じく、踊り手のポーズを見て、身体の各部の動きは自分で作る方法で行いました。

それともう一つ、「Redial」の元動画の場合、モデルの動きを通しで捉えている訳ではない(すなわち、モデル以外のシーンが頻繁に挿入されていて、通しのモーションではない)ことにも戸惑いました。

結局、出来上がったモーションは、元動画でミクさんが踊っている場面をトレースしたモーションのコレクションと言う形で、当時公開していました。

Redial! モーションコレクション版デモムービー

私が制作した「Redial!(モーションコレクション版)」のモーションを適用したデモムービーです。

下の画像をクリックすると、視聴することができます。

ムービーの大きさは1280×720pxですので、ご覧になる時には設定で1280×720を選ぶと綺麗に見れると思います。

このモーションデータは、YouTubeに投稿されているToy’s Factoryさまの動画”Redial”の中で踊っているミクさんの動きをトレースして、私が作成したオリジナルのものです。

上述のとおり、このモーションデータは、元動画”Redial”の中で踊っているミクさんの動きを集めたものです。

このため、このモーションデータを適用しても、そのままムービーとして完成することはできません。

反面、自由度は広がりますので、自分なりの解釈でいろいろなムービーが作成できるではないかと思います。

でも、アニメーションのトレースがこれほど厄介なものだとは! 正直なところ、当分はやりたくないですね。

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