私はこれまで、いくつもの女性のダンスモーションをトレースしてきましたが、今回初めて男性のダンスモーションのトレースにチャレンジしました。
NAOTOさまの”夜に駆ける”は、投稿されている動画のタイトル通り「ガチ」で踊っておられますので、本当にトレースできるかどうか、最初は少し心配でしたね。
しかしながら、NAOTOさまのダンスはモーションがしっかりしていたので、思っていたほど手間もかからずにトレースできて、仕上がりも上々になったと思っています。
ところで、1年ほど前から3DCGを使った新しいイラストの制作を検討していて、そのためにUnityの活用方法を勉強していました。
「なぜ突然、Unity?」と思われるかも知れませんが、イラストは絵の画質を高める必要があり、3DCGでそれを実現するためには高性能なシェーダーが必要になるからです。
ご存じないかも知れませんが、Unityでは”Unityちゃんトゥーンシェーダー(UTS2)”と言う高性能なシェーダーが使えます。
だから、MMDでポーズやモーションを作り、Unityで作画すれば、高品質なイラストができると言う訳ですね。(多分・・・汗)
ただし、そのためにはUnityの使用方法はもちろんのこと、シェーダーやPBR(物理ベースレンダリング)に関する理解と習得が必要です。
と言う訳で、ほぼ1年かけてこれらを勉強し、ようやくある程度使える目途が立ったので、今回エンドロール部分をUnityで作成してみました。
ようやく土俵に上がった段階ですので、まだまだ稚拙の域を出ませんが、表現力大幅アップの可能性は感じましたね。
なので今後は、Unity本来の性能を発揮できるように頑張るつもりです。
なお、MMD関連の配布物の中には、MMD以外での使用を禁じておられるものもあります。
このため、各配布物の使用に当たってはReadme.txtをよく確認すると共に、モデルを含めた自作の範囲を広げていくつもりです。
夜に駆ける フルバージョン版デモムービー
私が制作した「夜に駆ける(フルバージョン版)」のモーションを適用したデモムービーです。
下の画像をクリックすると、視聴することができます。
ムービーの大きさは1280×720pxですので、ご覧になる時には設定で1280×720を選ぶと綺麗に見れると思います。
このモーションデータは、YouTubeに投稿されているNAOTOさまのムービー”夜に駆ける”の中で踊っているEXILE NAOTOさまの動きをトレースして、私が作成したオリジナルのものです。
トレース元の動画では、ダンスの長さの関係で”夜に駆ける”の曲の途中までしか使用されていません。
一方、動画のバックで流れるYOASOBIさまの曲は私のお気に入りでして、「デモムービーを見る時には、是非とも最後まで聞きたい」と言うことで、エンドロールでは後半部分の曲を使って作りました。
エンドロールでは、PPちゃんが録音室で、マイクを前にして歌っていますが、このシーンも大変気に入っています。
でも、PPちゃんの質感を上げられたら、もっと良かったのになぁ。ちょっと、残念です。
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